母子家庭の毒親の実態

母子家庭で育ち、母が毒親と知るまでの過程や、その実態を書いていきたいです。

幼稚園児の反抗が『家庭内暴力』扱い。

こんにちは!

今日は、私の幼稚園時代のお話を。

最初は、3年保育で入園しようとしたんです。
幼稚園も決まって、入園金まで納めて、いざ入園式。
3歳の私は、泣いていたらしいです。
園長先生のスピーチが、「泣いてる子は、一人だけ。幼稚園での、トラブルは、お互い様なので、言って来ないで下さい。」という内容だった様で。

母は、『この子には、やっぱりこの幼稚園合わない。辞めよう。』で、入園しなかったらしいです。


次の年、年中さんから、2年保育で新しい幼稚園に入りました。
お受験って感じの所で、お勉強もしっかり。
でも、先生達は、優しかったです。
良い園だったと思います。


でも、私の幼稚園での人間関係が上手くいかなかったんです。
みんな、年少から居るので、私は転校生みたいな感じ。
みんなの輪に入っていけませんでした。

遊んでいても、幼稚園カーストみたいなの、あったんです。
やっぱり、強い子が居て、私はパシリでした。

縄跳びとか、貸したら返してくれない。
おままごとは、犬の役で、中に入れてもらえない。

遊んでも、楽しくなかったです。


そんな私は、年少のクラスに遊びに行っていて、先生から「こんな所にいたの?年中さんに、混ぜてもらいなよ。」と、言われて。
結局、嫌なグループに戻されるのです。


私は、幼稚園が嫌で、毎日泣いていました。


これは、記憶に無いのですが、母に反発していたらしいのです。
母を蹴りながら、「こんなママじゃなきゃ良かった!」と言っていたらしいです。

母の対応は、言葉で何度も「やめて、痛いよ。」と言っても分からないから、
思いっきりビンタして、「いい加減にしろ!やり返さないと思うなよ!」と、私を怒鳴り付けたらしいです。

それ以降、私が母を蹴る事は無くなったらしく、母は、誇らしげに語ってました。
「いつまでも甘い顔見せてたら、あんたは、きりがないのよ。
なんでこんな子供に、家庭内暴力でめちゃくちゃにされなきゃいけないのよ?!と思ってた。
やっぱり、やり返して、少しは痛い目みせなきゃダメなのよ。」と。



まだ、母の洗脳状態にあった私は、子供の頃から、『自分は、なんて悪い子なんだ。母を傷付けてばかり。良い子にならなきゃ。』と、思ってました。



でもこれ、今考えると、どうなんですかね?

私の子供も幼稚園年中さんですが、幼稚園で上手くいかないと、反動で家庭内で荒れたりします。

子供の私も、幼稚園の反動だったのでは?
まず、幼稚園児の蹴り位で、家庭内暴力って考えに結びつきますか?
心療内科の先生からは、ハッキリと、母がおかしい❗と言われました。


今もし、私の子供が同じ状態になっても、私は、母とは違う行動をすると思います。

母がやった行動は、力で勝ったから、子供が手を出せなくなっただけ。
根本的な解決には、なってないと思います。


母は、私が口をきく様になった頃から、私が憎たらしくて、仕方がなかったそうです。

祖母は、優しかったですが、母には厳しく。
私に対して、「ママに怒られるからね。」が口癖でした。

母は、私に「いつも怒らないのに、おばあちゃんが嘘をつく。子供が自分になつかないのは、おばあちゃんのせいだ!」と、言ってました。

母、私に怒鳴りまくりでしたよ?
『どこが、怒らないんだよ。怒鳴りまくりじゃねーか!』
今になって、ムカつきます。


母の洗脳から解かれたから、
私も親になり、親の気持ちになって考える様になったから、
母の間違いに、気付けます。