母子家庭の毒親の実態

母子家庭で育ち、母が毒親と知るまでの過程や、その実態を書いていきたいです。

母に、認められたくて。

こんにちは。

子供って友達と、なにげなく親の話とか、しますよね。
うちの母は、少し違ったので、その話を。


母は、しょっちゅう、私を日帰りの旅行につれてってくれました。
でも、「日帰りって言うと、バカにされるから。泊まってきたって言いなさいよ。」と言われてました。

母は、生活保護を受けませんでした。
理由は、「生活保護を受けたら、バカにされるから。」
独身時代の貯金や、祖母の遺産で生活してました。

でも、母は働かず、外食や旅行、買い物が多かったです。


学校で、母の話をした日。
家に帰って、こんな話を友達としたよ~と話すと、母は怒るのです。
「あんたは、いつもママを悪者にする。あんたのために、こんなに尽くしてるのに!」

私は、思いました。
『良いお母さんと思われる事しか、話しちゃいけないんだ。私が母を悪者にしゃったんだ。』

友達との会話の内容は、些細な事ですよ。
「朝から怒られる」とか。
「旅行先のプールで、寒かったけど、母がせっかく来たんだから泳ぎなさい!と怒るから、泳いだ」とか。

また、母の体裁です。


子供の私は、母に認められたくて、必死でした。

おこづかいで、母の誕生日、母の日、クリスマス、色んなプレゼントをしました。
母は、表面上は、喜んでくれてるけど、
本当の笑顔じゃありませんでした。

友達のお母さんからは、「私もるなちゃんみたいな子が欲しいわ~。うらやましい。」
と言われてました。

他所のお母さんは、認めてくれるのに、
一番認めてもらいたい、母には、認めてもらえませんでした。


唯一、母が本心で喜んでくれたプレゼントがあります。
それは、私がアルバイトの初めての給料で買った、2~3万円の指輪でした。

最初、渡した時は、いつもと同じ反応。
今回もダメか。そう思いました。

ところが、母がママ友とランチへ言った日、
母は、上機嫌で帰って来ました。

子供から、初めての給料で、何をプレゼントされたか?の話になったそうで。

ママ友は、ハンカチだったらしく、
母が指輪と答えると、ママ友からすごく驚かれたそう。

母は、ママ友に勝ったつもりだったんです。
それから、その指輪を気に入る様になりました。


やっと少し認められた?
でも、何だか悲しい。
ハンカチで喜んでくれるママの方が羨ましかった。

結局、母はお金か。と思ったら、切なかったです。


まだまだ、エピソードあるので。
また、読んでいただけたら、嬉しいです。